いつもご愛顧頂きまして誠にありがとうございます。
ベランダのカエデやブルーベリーの葉はすっかり落ちてしまいましたが、その枝にプックリ小さな蕾を見つけ、待ち遠しい春の訪れの予感に心躍ってしまいました、中村です。
たまにはワインのご紹介を。
でも今回はブドウが原料のワインではありません、私も大好きな「りんご」が原料のシードルのご紹介です。
インターネット先生によると・・・
「シードル」は、りんごからつくったスパークリングワイン。語源は、「果実を醗酵させてできた酒」を意味するラテン語「シセラ(Cicera)」です。
ぶどうのワインと同じくらい古い歴史があります。11世紀になって、フランスのノルマンディ地方に定着し、その後イギリス、ロシアなどのヨーロッパ各地、オーストラリア、カナダでも愛飲されるようになりました。
今回はイタリア最北の地、トレンティーノ=アルトアディジェの「エッゲル フランツ氏」の生産するシードルを入荷。
スィドロ アッラ メーラ(イタリア語:アップルシードル)です!ラベルもシンプルかつ美しいです。
さて、造り手のエッゲル氏、大学では植物学を専攻、農業博士として各地で研究を重ねてきたそうです。
引退後は故郷のリンゴ農園を継ぎ、農薬や肥料に依存しない「自然の在るべき姿」を追い求めた農業を実践。
愛情注いで作った果物である「りんご」を形に残す手段として、シードル造りを開始。
ですが、イタリアの中でもりんごの栽培が盛んと言われる現地でも、シードルに馴染みはなく、美味しいものを作っても、売れない現実の壁に直面して、シードル造りを中止。。。難しいのですね。
そんな彼のシードルを復活させたのが、日本のとあるワインのインポーターさん。よくぞ見つけてくれました!
遠い国からの情熱ある方の訪問がエッゲル氏の情熱に火を付け、少量だけれどもシードルが復活、日本に到着しました!
昨年夏にも入荷しましたが、極少でしたので一瞬で売り切れ、ほんとにお試しくらいしか飲めませんしたが、びっくりするほど美味しいシードルでした!
そして今回の再入荷、少しテイスティングさせて頂きましたが、前回を上回る驚きの美味しさ!全てがうまく調和したバランスのいいシードルです!
是非、食前酒だけとは言わず、御食事と一緒に楽しみたいシードルです。グラスでご提供しております。この機会にどうぞお試しください!
と、熱が入ってしまい長文になってしまいましたが、今週のランチパスタです↓
・ズワイガニと冬キャベツのアーリオオーリオ“フェデリーニ”
・色々な海の幸のペスカトーレ“リングイネ”
・南チロル風”スパーツリ”お肉の煮込み添え